2020年5月31日
中国では端午の節句の時に粽を食べる習慣がある。今年(2020年)の端午の節句は6月25日。日本では太陽暦しかないため毎年5月5日だが、中国では太陰暦もつかっているため、太陰暦の5月5日に端午の節句がある。
なぜ端午の節句に粽が食べられるようになったかというと、 紀元前の中国に、「屈原(くつげん)」という有名な詩人がいた。屈原は国王の側近として仕えていたが、陰謀により国を追われることに。悲観した屈原はついには川へ身投げし、命を絶ってしまった。それが5月5日のことだった。
屈原の死を悲しんだ国民は、川に身投げをした屈原の死体が魚に食べられないよう、ちまきを投げ入れたという。これを機に、ちまきを投げ入れる風習は、やがて国の安泰を祈願するものになっていったそうである。この風習が日本にも伝わり、端午の節句でちまきが食べられるようになったのだとか。
最近では端午の節句が近づいてきたので、巷では粽がたくさん売られている。中国の粽は日本と違い、ほとんどが甘い味付けになっていて、中にはナツメとかその他もろもろ入ってる。
売られているものは、値段も高いし、あまりおいしくないし、ということで、妻が粽を作りった。
見た目はなかなかイケてる感じ。
笹の葉を開いてみると!!
割って見ると、とてもジューシー!!!
とてもおいしくいただきました。